コンタクトの使用期限とは?

使い捨てコンタクトのブリスターパック

近年、多くの方が利用しメジャーになっているコンタクトですが、目に直接レンズを入れて視力を矯正することから、安全に使うためにはいろいろな点に気を付けなければいけません。気を付けなければならないことの例としては使用期限が挙げられます。似たような言葉に「装用期間」がありますが、この2つは異なる期間であるため、それぞれがどの期間を指しているのか、しっかりと違いを把握しておかなければなりません。

装用期間と使用期限の違い

疑問コンタクトの装用期間は、ケースを開けてから安全に装用できる期間のことです。よく耳にするワンデーや2ウィークという言葉は装用期間を示しています。例えば、ワンデータイプならばケースを開けた後は1日しか使えません。はずしたらすぐに捨てる必要があります。2ウィークタイプならばケースを開けてから2週間連続で使うことができますが、それ以上の日数は使用できません。

使用期限はケースの開封の有無にかかわらず保管できる期限のことです。開封せずに一度も使用していない場合も、使用期限を超えたら処分しなければなりません。コンタクトを使用する際は、よく装用期間を守るようにと注意を促されますが、装用期間はもちろん、使用期限もまた安全にコンタクトを使うためには重要です。

なぜ使用期限が決まっているのでしょうか?その理由は、レンズが浸っている保存液にあります。月日が経つにつれて、未開封でも保存液の状態が悪くなります。コンタクトのレンズは水分を吸収しやすいため、状態が悪くなった保存液に浸かっていると、その水分を吸収してしまいます。そのままレンズを装用すると、目が痛んだり、傷ついたりする原因になります。重大なトラブルにも繋がるため注意が必要です。

使用期限はどこで確認する?

装用期間は商品ごとに固定されているため、購入する時に確認できます。では、使用期限はどうやって確認するのでしょうか?

使用期限は、商品のパッケージに記載されています。「EXP」や砂時計のマークと一緒に書かれている日付が該当します。信頼できるショップの場合、使用期限が過ぎている、または期限が切れるギリギリの商品を販売することはありませんが、購入の際は自分でパッケージを確認するとより安心です。通販ショップも、実店舗と同様に使用期限に余裕のある商品を配送してくれるショップがほとんどなので安心してください。例えば、こちらのレンズアップルというコンタクト通販ショップは、目安として「1年半程度の使用期限」の商品を配送すると明記されています。

まとめ買いのほうがお得であること、購入の負担が軽減されることから、多めにコンタクトを購入しているという方もいるでしょう。毎日装用する場合はそれでも問題はありませんが、使用頻度が低い場合、まとめ買いをするとしても使用期限に注意してください。自分の使用頻度にあわせて、コンタクトは使いきれる分だけを買うことが、安全に使い続けるうえで大切です。