2weekコンタクトレンズの取り扱いNG習慣

コンタクトレンズは慣れるまでは目の中の異物感に悩まされることもありますが、一度慣れてしまえば裸眼のような感覚で使い続けることができますよね。そんな便利なコンタクトレンズは、実は使い方を誤れば失明などの危険性がある「高度管理医療機器」です。

今回は、コスパが良いため使っている人も多いであろう2weekタイプのコンタクトの取り扱いでやってはいけないNG習慣を紹介します。

①手を洗わずにコンタクトに触れる

現代人に必須のスマートフォン。これには洋式便座と同程度の量の細菌がいると言われています。汚いのはスマートフォンに限った話ではありませんが、デリケートな目という器官に直接触れるコンタクトに触れる時に、手を洗わないと眼病のリスクが高まるのは言うまでもありません。

コンタクトを着けるさいと外す際には必ず手を洗うようにしましょう。手を洗う、と言っても水で手を濡らすだけでは不十分です。石鹸やハンドソープを使って、指の間や爪の先まできちんと洗いましょう。

②こすり洗いをしない

面倒だから、とコンタクトを外した後消毒液に漬けておくだけにしていませんか?こすり洗い不要を謳う洗浄液もありますが、こすり洗いをしないとレンズに付着した汚れを落としきることができません。レンズの汚れを栄養に細菌が増殖します。細菌が原因で結膜炎などの病気が引き起こされるため、こすり洗いは確実に行うようにしましょう。

眼病のリスクを下げるためにも、汚れが付着しづらいコンタクトに切り替えることをおすすめします。非イオン性レンズであるアキュビューオアシスなら、細菌の餌となるたんぱく質汚れが付着しづらいため、健康に使うことができるでしょう。

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③コンタクトをしたまま眠る

疲れて帰ってきて、コンタクトをつけたまま眠ってしまう、ということは目の健康のためにも絶対にNGです。

ソフトコンタクトレンズは角膜(黒目の部分)を覆うように装着します。これにより、裸眼時と比べると角膜は常に酸素不足。特に眠っている間はまばたきが無く、涙から酸素を得ることができないため、酸素不足を解消するために角膜に血管が侵入してしまいます。これを角膜新生血管といいます。

角膜新生血管が起こると、視力の低下や失明の危険性があります。どんなに短い時間であっても、眠る際は必ずコンタクトを外すようにしましょう。

④目をこする

目をこする癖がある人は、角膜が円錐状に尖ってしまう円錐角膜になってしまうことがあります。角膜に関する障害を治すためには角膜移植の必要があるため、コンタクトの有無に関わらず、なるべく目はこすらないようにしましょう。

特にコンタクトをしている人の場合、こすった勢いでレンズがズレることや、破れてしまうこともあります。目のかゆみが気になる時は眼科医にかかるようにしましょう。

いかがでしたか?ついついやってしまいそうなことも含まれていますよね。「今症状が無いから大丈夫」とは思わず、今日からNG習慣を改めるようにしましょう。目の病気は自覚なく進むことがほとんど。少しでも「おかしいな」と感じたら、すぐに眼科医にかかるようにしましょう。もちろん、定期健診も忘れずに受診してくださいね。