ハードコンタクトレンズのメリットは?使用時の注意点など

コンタクトレンズには硬い素材でできたハードタイプと、柔らかい素材でできたソフトタイプがあり、ライフスタイルの合わせて使い分けることが可能です。ハードタイプはコスト面で優れていて、毎日洗浄などを行い正しく使用し、破損や紛失がなければ2、3年は使用することができます。酸素透過性が高いという特徴があるので、酸素を瞳に通しやすく、目に優しいというメリットもあります。

また、光の屈折を調整することができるので、乱視の矯正に優れています。目にゴミが入ってしまうなど、異常事態が発生するとすぐに異物感を感じるので、目の異常を早期に発見できます。デメリットとしては、付け始めてなれるまでに違和感がありますが、たいていの場合1週間程度で慣れます。また、ソフトタイプに比べてレンズに厚みがあり、面積も小さいのでスポーツなど激しい動きをするとずれてしまう恐れがあります。ハードタイプは、日常生活において、スポーツをしたりアウトドアに出かけることがあまりない人に向いています。レンズのケアも重要で、説明書にあるとおりに正しいケアを毎日行わなければなりません。ケアを怠ったり、誤った使い方をしていては感染症や疾病の原因にもなってしまいます。